2015年9月27日日曜日

故宮博物院90周年~2つの故宮博物院めぐり(予告編)

今年は故宮博物院が開設されて90年。
二つの故宮博物院で中国絵画の特別展を行うというので、7月に台北、先週には北京に行ってきました。

台北に行ったのは7月2日(木)から4日(土)までの3日間。関東ではまだ梅雨が明けていませんでしたが、台北ではもうセミがにぎやかに鳴いていて夏真っ盛り。

故宮博物院には3日(金)午後から行って、中国絵画をじっくり見てきました。
(日本では見に行かなかった「翠玉白菜」も見ました。)

ライトアップされた台北國立故宮博物院

このときの様子は私のホームページでも少し紹介していますので、ぜひご覧になってみてください。

http://hwm8.spaaqs.ne.jp/yamaguchi-25/

(コレクションボックスのコーナーの平成27年7月号です。)


そして、9月21日(月)から23日(水)まで北京の故宮博物院に行ってきました。
今回の展示のウリは何といっても「清明上河図」。
中国ではとても人気のある絵で、以前、上海や香港で公開された時は3時間待ち、4時間待ちと聞いていたので、それなりに待つことは覚悟していましたが、午前10時過ぎに並んでから絵の前に行ったのが夕方6時前。なんと8時間待ちでした。
(3年前に東京国立博物館に来たときは私も行ったのですが、1時間半待ちでした)

現在では絵画館となっている故宮博物院内の武英殿


それでも今の時期は夜の10時まで開館していて、夕方の5時までに並んだ人は全員入館することができるようですし、実際、私も7時半ぐらいまで館内にいて、二回も列に並んで「清明上河図」を見ることができましたが、故宮博物院のホームページにも、院内にも10時まで開館していることは表示されていないので、詳細は現地の係員に確認した方がいいと思います。
なお、「清明上河図」の公開は10月11日までです。

二つの故宮博物院めぐりの旅の詳細は、中国江南・上海紀行が終わった後に掲載したいと考えています。すみませんがしばらくお待ちください。

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