西施庄の次は運河沿いの古い街並みが保存されている清名橋地区へ。
清名橋の手前まで来て横を振り向くと、両側に古い感じの建物が並んだ、とてもいい雰囲気の通りが見えてくる。
こちらはこの地区の名前の由来となった清名橋。
橋の一番高いところまで上ると運河がよく見える。
日本でいえば「重要伝統的建造物群保存地区(略して「重伝地区)」にあたるのだろうが、橋には「全国重点文物保護単位 大運河 清名橋」と書かれた記念碑がある。
案内板には日本語も記載されているのがうれしい。
あの突き当りを曲がるとどういった街並みが広がっているのだろうか。
ふらりとさまよい込んでみたくなる。
実際にはバスで遠回りに移動したが、運河沿いにはこういった通りが続いている。
アベックの散策コースにはもってこいだ。
ランチを食べたのが、通りのはずれにある「西之物語(ウェストサイド・ストーリー)」。
このレストランはベジタリアン料理のお店。
肉のように見えても、実はグルテンミートだったり、大豆製品だったりと、とても健康的な中華料理を食べることができる。
お店の内装もカジュアルな感じで、日本だったら女性誌にでも紹介されそう。
それでもこういった額がかかっているのは中国風。
ここに書かれている人生訓を読んで、ふむふむとうなずく。
レストラン周辺はどこを撮っても絵になる。ここは倉敷美観地区?
清名橋地区もここでおしまい。その向こうにそびえるのは日航ホテル無錫。
〈Y〉