2015年8月27日木曜日

中国江南・上海紀行(6)蘇州(藕園、虎丘)

平成26年12月29日(月)蘇州(藕園、虎丘)
前日の朝よりもゆったりと朝食をとってから蘇州の市内観光へ。

最初は四方を運河で囲まれた旧市街地の北東に位置する藕園(ぐうえん)。
藕とは偶数の偶と同じ意味で夫婦の仲が睦まじいことをさす。英語表記では「Couple's Garden」。

ここはもともと清の初期に皇帝の庭園として造られたもので、1874年、地元の名士の手に渡り、増築された。その後、市の管理下に置かれ、一般にも開放されるようになり。2000年には世界遺産にも登録された。

ここは入口を入ってすぐの部屋で、客をもてなす部屋。

中庭には立派な太湖石。

文人画も調度品も素晴らしい。



ここは藤の間。

ここも他の観光地と同じく案内板がしっかり整備されていて、
園内の様子がわかりやすくなっている。

続いて私たちは旧市街から北西に3kmほど離れたところに位置する虎丘に向かった。
ここには越王との戦いに敗れた呉王、闔閭(こうりょ 夫差の父)が葬られている。
宗代創建の雲巌寺塔は地盤沈下で東北に3度傾いていて、東洋の斜塔として有名。


入口の門から雲巌寺塔を眺める。

大きな鼎の前では円山応挙や長沢芦雪が描く日本画にもよく出てくるような唐子が遊んでいる。


虎丘のあとは水郷の街並み、山塘街を歩いて昼食のレストランへ。


ゴミ入れも立派な陶器製。ここにもたくさんの唐子が描かれている。

この日の昼食は麺づくし。汁麺、焼きそば、などなど。


蘇州の観光はここでおしまい。
でも、唐代の風変わりな僧、寒山と拾得で有名な寒山寺をはじめまだまだ見たいところがたくさんあるので、蘇州にはまた来てみたい。
そんなことを考えながら乗り込み私たちは上海に向かった。

さて、次はいよいよ今回の旅行の一番のお目当ての上海博物館。
(次回に続く)