昼食後は再び市街地に戻り南禅寺へ。
門をくぐって右側には大きなショッピングモールが併設されているので、人通りも多い。
高くそびえる塔を見上げながら本堂に向かうと、
そこには黄色い衣をまとった若い修行僧たちもお参りに来ていた。まるでカンフー映画の一シーンを見ているようだ。
南禅寺の次は無錫最後の観光、恵山古鎮。
ここにもわかりやすい案内板があって、これだけ広いエリアの中に昔ながらの中国の街並みが保存されている。
通りも、横の小路も、門も、どこも絵になる景色。
中国人のパワーの源は食にあり。
カウンター中央で山積みになっているのは、イカを丸ごと串に刺して揚げたもの。
若い女性たちがワイワイ話をしながらこのイカの丸揚げにかぶりついていた。
小気味いいほどの食欲。羨ましいかぎりだ。
通りはいつまでも続く。
左右を振り向くと渋いお店があちこちに。
遠くの山頂に見えるのは龍光塔。
なんでも明の時代に、無錫の若者たちがいくら勉強しても科挙に合格しなかったのが、当地にあった龍の像に角がないのが原因だとわかり、龍の角に見立てて建てたという説があるのがこの龍光塔とのこと。
この塔が完成してからは科挙をめざす若者たちも合格するようになったようである。めでたし、めでたし。
なんでも明の時代に、無錫の若者たちがいくら勉強しても科挙に合格しなかったのが、当地にあった龍の像に角がないのが原因だとわかり、龍の角に見立てて建てたという説があるのがこの龍光塔とのこと。
この塔が完成してからは科挙をめざす若者たちも合格するようになったようである。めでたし、めでたし。
ここで無錫の観光は終わり、私たち一行は蘇州に向かった。
(次回に続く)