このあたりは什刹海とよばれ、北京の古い街並みの面影が残されている地区。
にぎわいのある飲食店街を過ぎていくと、胡同(=路地、横丁といった意味)が縦横に張り巡らさせたディープな住宅街に入って行く。
こちらは東西南北にある四つの家が向かい合っている「四合院」。
現在は一般に公開されていて入場料は20元。
そのまま博物館に展示できそうなほど素晴らしい調度品も内装も昔のまま保存されている。
遠くに北海に浮かぶ白塔をのぞむ。
これが清の乾隆帝の時代に作られた九龍壁。
アップで見るとこの迫力。
夕闇も迫ってきたので、ここで市内観光を切り上げ、地下鉄で北京駅まで戻ることにした。
夕食も昼と同じくフードコートで野菜や大豆製品中心のメニューを注文。
ビールは近くのローソンで調達した。
ほどよい疲れと、ビールの酔いで北京の夜は心地よく更けていった。
いよいよ明日は念願の故宮博物院。
(次回に続く)