2012年6月18日月曜日

江戸東京街歩き(4)

美術館のハシゴが趣味というわけではないが、先週の日曜日(6月10日)にも美術館をハシゴしてきた。
午前中は六本木・国立新美術館で「セザンヌ展」(3月28日~6月11日)、午後は日本橋・三井記念美術館で「ホノルル美術館蔵・北斎展」(4月14日から6月17日)。
どちらの美術展も会期末ぎりぎりだったので滑り込みセーフ。

それにしてもこの春は内外の美術展が充実しているので、日程調整が大変だった。
今年はまだ半年もたっていないのに、江戸東京博物館のNHK大河ドラマ特別展「平清盛」にはじまり、東京国立博物館「北京故宮博物院200選」、bunkamuraザ・ミュージアム「フェルメールからのラブレター展」、板橋区立美術館「奥絵師・木挽町狩野家」、川崎・砂子の里資料館の浮世絵などなど、作品の和洋中、美術館の大小を問わず、すでに23もの美術展に行っている。
もちろんうれしいことではあるが、このあたりでようやく美術展ラッシュが終息する。当面は7月16日までの「エルミタージュ展」(国立新美術館)と「京都 細見美術館PartⅡ 琳派・若冲と雅の世界」(そごう美術館)だろうか。

私は美術の専門家ではないので美術評論など大それたことはできないが、もっぱら「週末モデラー」を楽しんでいるので、気に入った作品があればパンフレットを切り抜き、コレクションボックスの中にジオラマ風に展示して私のホームページの「今月のコレクションボックス」で紹介していきたいと思う。
(私のホームページのURL→http://hwm8.spaaqs.ne.jp/yamaguchi-25/
「今月のコレクションボックス」2月号で国宝「源頼朝像」他を展示しています)

そしてもう一つの楽しみが、美術作品にちなんで街歩きをすること。
やはり「週末散歩」が楽しみで、広重にちなんで東京歩きをしようと思って集英社新書ヴィジュアル版『謎解き広重「江戸百」』、『広重の富士』を買ったり、狩野派ゆかりの地を歩いてみようかなどと、構想ばかりが頭の中に浮かんでくるが、なかなか時間がとれないのが大きな悩みだ。

それでも今回は六本木に行ったついでなので、前々回に引き続き「二・二六事件」にちなんだ場所を少しだけ歩いてみた。

ここは、青年将校たちが蜂起の打ち合わせを何回も行ったフランス料理店「竜土軒」のあったところ。竜土軒は西麻布に移転して、この場所は、今ではガソリンスタンドになっている。


この写真は向かいのメルセデス・ベンツ社がブランド発信基地として去年12月にオープンした「メルセデス・ベンツ・コネクション」の2階から撮ったもの。
「メルセデス・ベンツ・コネクション」には、もちろん車も展示されているが、1階にはコーヒーショップ「Downstairs」、2階はビュッフェスタイルのレストラン「Upstairs」と分かりやすい名前の店が入っている。この日は「Upstairs」でお昼を食べた。


 オープン直後に来たときと比べてビュッフェの品数が少なくなったのは今一つだったが、一つひとつの料理の味はしっかりしているし、おしゃれな雰囲気の中で食事ができたことに料金を払ったと思えば高くない(?)。
(メニューや料金はこちらをご参照ください。ちなみに私はスープセット1,200円)
http://www.mercedes-benz-connection.com/shared/pdf/menu02_01.pdf


続いて前回に続き、東京ミッドタウン。
今回は正面から撮ってみた。


この日は、このあと東京メトロの六本木駅から三越前駅に向かったため散歩はここまで。続きはエルミタージュ展に行ったときに歩こうと思っている。
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